感覚派の僕が地震の起きた北海道で感じた日常の大切さと未来のこと


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2018年9月6日、深夜3時8分

 

最大震度7地震が北海道胆振地方を中心に起きました。

 

7年くらい住んでいた北海道で、まさかこんなに大型の地震が起こるなんて夢にも思っていなかった。

 

地震発生から6日後の9月12日、季節の変わり目ということもあって日中でも空気がちょっと肌寒いと感じる札幌にいた。

 

 

日常の大切さを知る

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新千歳空港に到着して最初に感じた違和感は人の少なさと、空いているお店がほとんどなかったということ。

 

いつもだったら観光客や旅行客でいっぱいの新千歳空港のお土産屋もカフェやレストランもにも、活気は見られなかった。

 

電車に乗り込んで札幌に向かう。

 

札幌駅について改札をでた瞬間、今まで感じたことの無い感覚。

 

電気があまりついていないことで薄暗くなった駅構内、いつもより人が少なく静まり返っていてどことなく寂しさを感じました。

 

この時点で、あぁこんなに簡単に日常って変わってしまうんだなという考えが頭を巡った。

 

そんなことを思いながら駅を出て、札幌に来たらいつも立ち寄る札幌グランドホテルの1階にあるスタバに歩を進める。

 

 

日常のありがたさを痛感 

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スタバに到着してすぐに頭をよぎったのは、こうやって珈琲が飲めてPCが使えることは今でこそ当たり前だけど本当はとても感謝すべきことなんだなということ

 

東京にいると特になにも感じることはなかったけど、普段の生活から一歩抜け出して環境が変わることで見えてくるものってたくさんある。

 

日々どれだけ自分が恵まれた環境で仕事をしているのか、どれだけ自分恵まれた生活をしているのかを肌感覚で実感しました。

 

空調や設備の整ったオフィスで仕事ができたり、しっかりとした家でお風呂に入ったり布団で寝ることが出来たり、仕事することができるそんな当たり前の日常すらものすごくありがたいことなんだなと。

 

 

ど感覚派の僕の感覚がいつも以上に鋭くなっていた

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僕はすごく感覚派の人間なので昔よりは出来るようになったけども、元々は雰囲気とか空気感って言うことを言葉にして伝えることは実はそんなに得意な方ではない。

 

自分が感じたことは頭の中に映像として浮かんできたり音として流れてきたり、その場の空気感みたいなものは色として認識して判断することが多いんです。

 

そんな自分が札幌の街中で感じた感覚は、どことなく感じる不安とか何となく寂しいものでした。

 

それと同時に自分一人ができることって本当にちっぽけなことなんだなということ。

 

そして、自分の感覚がいつも以上に鋭くなっているなと思った。

 

僕は北海道の空気をすると、いつもこう頭の中にあるいろんな情報とかいろんな思い出が一気に整理される感じがするんです。

 

普段から色々考えていることが、頭の中ではごちゃごちゃになっていたり、なかなか考えても言葉に出来ないような潜在的に意識しているものが一気にあふれてくる。

 

これは北海道の空気を吸って環境が変わることで、いつもよりも色んなものに対して反応する感覚が鋭くなっていたり内面と向きあうことができるからだと思っている。

 

いつもとは違う環境に1人で身を置くことで、いい意味でもストレスがかかり自分を見つめなおす時間ができる。

 

おそらくこれって一種の緊張状態はあると思うんですよ。

 

いつもと違う環境にいることで慣れている環境から離れ、一種のストレスがかかるわけじゃないですか。だからそのストレスが脳を活性化させたり感覚を鋭敏にしてるんじゃないかなっていうのが僕の見解ですね

 

こういう時に頭に浮かんでることって紙とか記録に残したいんですけど大体浮かんでくるスピードに書くことが間に合わない。

 

だから僕はスマホや、いつも持ち歩いてる音声レコーダーに記録しておくんです。いつでも聞き直せるし、その時の自分の感情を簡単に思い出すことができますからね。

 

 

札幌に行った理由

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今回札幌に行った1番の目的は僕が所属しているオンラインサロンのメンバーとのオフ会でした。

 

実は地震が起こる前から予定していたので、地震の後にキャンセルするか凄く迷ったんです。

 

でも行った方が良いと言う感覚が僕の中にはあったので、帰って来れない可能性もありましたがサロンのメンバーもメッセージの段階からかなり楽しみにしていてくれたのもあって行く事にした。

 

オフ会自体は夜だったんですが、僕が午前中に札幌に到着していたのでそのことを連絡したらお昼ご飯を一緒に食べてくると言ってくれた人がいたので、札幌で有名なスープカレーを食べに行くことに。

  

お店の中でスープカレーを食べながらいろんな話して改めて気づいた事はやっぱり自分の北海道が好きだと言うことと、東京と地方にいる若い人が熱量の差でした。

 

 

気持ちや意見の共有をすることでわかること

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夜になってサロンメンバーと尊敬するブロガーあんちゃさんと合流して、久々に飲むお酒と北海道での食事を楽しみながらいろんな話をした。

 

あんちゃのブログはこちら↓

まじまじぱーてぃー | アソビくるう人生をきみに。

 

それぞれの仕事に対する考え方、これからどんなことをしていきたいのかとか熱い会話が飛び交っていて楽しい時間もあっという間に過ぎていった。

 

そこで気づいたこと、というか改めて自分自身の中で腑に落ちたことがいくつかあった。

 

仕事に関して言えば、どんな仕事をするのかというのももちろん大事ではあるんだけど、誰と何をどういう思いでやっていくかという方が重要なんだということ。

 

特に思いの部分の共有はすごく重要で、ここがずれていると必ずほころびが生じる気がした。

 

嫌いな仕事とかやりたくない仕事だったとしても、同じ方向を向いてやっていく仲間がいるだけでそれは楽しいことになるだろうし、辛いことでも乗り越えられるだろう。

 

自分と違う能力を持っている人が集まると相乗効果が生まれて、もっともっといろんなことができるようになるということ。

 

働き方は1つじゃないし、何か前向きにやってみたいという思いを持っている人たちが集まるコミュニティの大切さをすごく感じることができた。

 

そのなかで自分にできることとできないことをしっかり把握をして、できないことはそこを補完してくれるような人の力を借りてどんどん前に進んでいくこと。

 

それが一番効率がいいし、限られた時間で最大の力を発揮することができるんだろう。

 

今では月に1回北海道に行ってるし、こういうメンバーと大好きな札幌とか北海道のために何か還元できることをやっていきたい。

 

それこそ夏は北海道冬は東京というような2拠点での生活が当たり前にできるようなプラットフォームっていうものをしっかりと構築していきたいなと。

 

 

新しい発見と改めて気づかされたこと

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結局その日は何人かのサロンメンバーと二次会、三次会と言ってお酒を飲んだりご飯を食べたりすることができた。

 

全部終わったのが大体0時くらい。メンバーと別れて一人宿泊しているホテルに戻っている時に考えたことがあった。

 

それは北海道や札幌をもっと盛り上げていきたいということと、自分に出来ることや周りの力を借りて出来ることでやりたいことを実現できるような何かしらのプラットフォームを作っていきたいということ。

 

地震の影響もあってかいつもよりも静かになった大通り公園で一人、そんなことを考えていた。

 

 

だからこそ、もっと僕自身がフットワーク軽く今まで以上にたくさんのことを経験したり提供できるようになる必要があるなということを強く心に誓った。

 

ゆとり世代とかさとり世代と言われている僕らより若い世代は小さいころからモノや情報に囲まれて生活してきている。

 

とはいえ、そういう世代や時代を作ってきたのは紛れもない先を生きている僕たちのような人だ。

 

結局次世代の人たちを盛り上げようと思ったら、まずは先を生きる僕たちがその背中を見せることが手っ取り早いし僕らの役目だと思うから。

 

 

なんで北海道なのか?

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こう聞かれたら必ず答えるのが「北海道の空気感がすごく好きなんですよ。」ということで、これ以上でも以下でもない。

 

シンプルに僕は北海道が好きなのだ。

 

僕の中では1年通して透明度が高いと言うかクリアに感じる空気や、東京と比べるとゆっくりと流れている時間の感覚がすごく好きだ。

 

別に東京が嫌いっていうわけじゃないんですよ、東京は日本の中心と言われているだけあって、たくさんの情報があってレベルの高い人たちがいて刺激になるものも多いですからね。

 

だからこそ、この2拠点での生活が今以上にしっかり出来るようになることができたなら、もっともっと面白いことをやっていけるんじゃないかと思っている。

 

そんな面白いことろ、まずは大好きな北海道で仕掛けていきたい。

 

 

しっかりと考えよう

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人生っていつ何が起こるかはわからない、だから自分の気持ちを隠して生きているとそれだけでも損をする。

 

誰もなんの変哲もない日常を保証してくれるわけじゃない。

 

正直北海道でこんなにも大きな地震が起こるなんて想像もしてなかったし、考えたことすらなかった。

 

でも、そんな思いとは裏腹に実際に起こった。

 

僕が北海道にいる間もまだまだ余震もあったし、気が抜けない状態にある。

 

だから、何があっても後悔のないような生き方をしようと本気で思った。

 

1日24時間という限られた時間の中で自分には何ができるのか、本当にしっかりやりきってるのか?って自分で自分をふるい立たせていこうと。

 

 

これを読んでくれているあなたも、やりたいと思ったことはやった方がいいし、これやってみたいなぁとか思ったことには不安があったとしても挑戦したほうがいい。

 

あとはノリ良く生きること。それ楽しそうだねとか僕も私もやってみたいというノリの良く生きると楽しくなる。

 

札幌で自分自身に問いかけたこと、そしてあなたにも考えてほしいこと

・お前が本当にやりたいことはなんなんだ?

・お前はいつまでもこのままでいいのか?

・何のためにお前は生きてるんだ?

 そんなことを改めて、じっくりと考えることができた北海道での1日だった。