【やる気スイッチなんてない】坪田信貴先生の話で学んだこと@SA-CUS


ビリギャルと聞いて知らない人はいないんじゃないでしょうか?

 

そのビリギャルを慶応大学に合格させる立役者となったのが坪田先生である。いろんな本も出版していて、実際に僕も読ませていただいた。

 

リーダーや教える仕事をしている人にこの本はオススメです。

 

 

そんな坪田先生、キングコング西野さんのSA-CUSで一番最初に講演をしてくださいました。

 

そんな先生の講演を聞いて、自分が心に残っていることをまとめて紹介していこうと思います。

(SA-CUSの記事はこちら:キングコング西野亮廣が校長のSA-CUS(サーカス)に実際に行って来た

 

 

坪田信貴先生ってどんな人?

 

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(引用元:本人Twitter画像)

 

そもそも坪田先生ってどんな人なんだい?

 

そう思う人もいるはずなので、僕の方で(何様?笑)簡単に紹介をさせていただこうと思います。

 

坪田塾の塾長で、多くの本も執筆している。

 

「無用なラベリングをして他人を評価しがちな日本の風土を変えたい」ということでほとんどの情報は未公開。

 

確かに日本人って肩書きとか好きだもんなと。

 

坪田先生のお話

さて、ここからはサーカスでの坪田先生の話を簡潔にまとめていこうと思います。

 

僕の見解も入っているので参考に見ていただければと。

 

「◯◯が9割」

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さて、今回のお話で一番最初に「ドドンッ!」と出て来た文字、なんだと思いますか?

 

答えは「メンタルが9割」

 

どんなことをするにも大事なのはメンタルだということですね。

 

例え話もすごくわかりやすく、会場に来ていた人はみな「あぁ〜確かに」と頷いていた。

 

例えば、「LINEを送る」という行動で考えてみるとする。

 

友達とLINEをする分には特に緊張もせずに、普段の生活のことだったり、職場や学校であった何気ない会話をすることって特に意識しなくても出来ると思う。

 

じゃあ、これが好きな(もしくは気になっている)人にLINEを送るとなると途端に緊張する人もいるんじゃないだろうか?

 

これってよく考えると不思議じゃないですか?

 

だって「LINEを送る」っていう行動は本質的には変わってないわけ、でも条件や環境が変わると突然「出来ないんじゃないか?」とか「本当に大丈夫か?」とか余計なことを考え出してしまう。

 

人は環境の生き物って呼ばれるくらい周りの環境に影響されやすい。

 

そして、それはメンタルによって支配されることが大きいというお話。

 

しっかりと本質的なところに目を向けることができれば、変に振り回されることもないし、しっかりと自分を保つことができるということ。

 

表面的なことにとらわれず、しっかりと本質を見極めらえるようになりましょ!

 

「やる気スイッチなんてない」

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普段塾で働いていると親御さんたちからよく言われることがあるらしい。

 

「うちの子のやる気スイッチはどこにあるんでしょうか?」
「やる気スイッチを押してください」

 

親が子供の将来のことを思って言っているんだろうというのはよくわかる。

 

昔はCMでも流れてたくらい認知度は高い言葉だし、「やる気スイッチ」って言葉は使いたくなるよなぁと僕も思った。

 

だが、実際にはやる気スイッチなんてものはない!とのこと。

 

確かにそんなスイッチでやる気が出て、本人が動き出すんだったらなんて簡単なんだろうと思う。

 

やる気スイッチを探すよりも、どうしたらやる気を出せるのか、なぜやる気が出てないのかを冷静に考えられた方が全然有意義な時間になる。

 

余談だが、サーカスのオープニングでキンコン西野さんも「やる気スイッチ押せ!」って言いかけたらしく「あぶねーーーー!」って叫んでました。

 

才能を伸ばす「○○」という思考法

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そして、仕事してる人や普段の生活でも今すぐにでも使える!と確信したのが、
「リフレーミングという思考法のお話。

 

フレーミングとは

ある枠組みで捉えている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることをさす。

 

例えば「学校の勉強時間は楽しくはない」という捉え方をしてる人がいたとする。

 

これをリフレーミングで捉え方を変えると「学校の勉強は何に自分の時間を使うのが一番いいのかを考えさせてくれる大切な時間」(ちょっと強引かも)となったりする。

 

先生は過去にとある営業チームで行った実験の話をしてくれた。

 

営業に対してそんなに良いイメージを持ってないチームを2チームに分ける。

 

1つのチームにはリフレーミングで営業はいいものだという捉え方を行い、もう1つのチームにはリフレーミングを行わずに営業をしてもらうというもの。

 

結果はどうなったかといえば、フレーミングを行ったチームの営業成績は行わなかったチームよりも成績がよかったのだという。

 

この実験でわかることは、物事は捉え方次第では自分の人生や普段の生活は大きく変化を起こせるということだ。

 

かの有名なシェークスピア「物事に良いも悪いもない。見方によって物事は良くも悪くもなる」という名言を残している。

 

なので、実際に営業チームをもっている上司やチームで仕事をしてる人はリフレーミングを取り入れてみるといい。

 

それだけで成績を上げられれば、自分の評価も上がるし、自分の仕事のパフォーマンスも上がりもっといろんなチャンスや人生の選択肢が広がっていく。

 

日本人はとくによくない面とかリスクや不安な面に目が行きがちだけれども、まずは意識しながらでもリフレーミングを繰り返しやっていけば必ず今以上に良くなっていくだろう。

 

前頭葉を鍛えよう

フレーミングの話の中で出てきたのは、人間の脳の扁桃体前頭葉の話。

 

脳の中にある扁桃体という部分、ここが恐怖や不安を感じる部位と言われている。

 

そして、思考をつかさどる前頭葉という部分が扁桃体を抑えることで恐怖や不安を感じなく出来る。

 

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つまり、前頭葉を鍛えることで恐怖や不安に負けにくくなるのだ。

 

フレーミングを行うことで前頭葉も鍛える、これによって恐怖や不安から解放されや少なるだろうし、ストレスもたまりにくくなる。

 

フレーミングができるようになって、前頭葉が鍛えられていけば今以上にもっといろんなことにチャレンジしたり、世界を広げることができるようになる。

 

 

まとめ

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今回の話をまとめると

・何をするにも「メンタルが9割」

・1つの視点だけじゃなく、「多角的にものごとを見れるようにしよう」

・「前頭葉」を鍛えよう

 

こんなところに落ち着くのかな。

 

これからの日常生活の中でめちゃくちゃ役に立つ話ばかりだったし、リフレーミングに関しては改めて自分ももっと取り入れていこうと思いました。

 

そうすることで、今以上にもっと楽しく人生を過ごして行けるんだろうなって予想できるからね。

 

坪田先生の新刊も10月に発売するみたいだし、それも早く読みたくてうずうずしている。