僕が最初のビジネスを始めたのは社会人1年目の冬。
当時はまだ会社の仕事を覚えてきたくらいのひよっこ。
ただ、マスコミで働いていたということもあって将来の自分について考えることはすごく多かった。
・年金はもらえなくなる
・副業解禁
・共働きしないといけない
などなど。
まぁ。そういう情報を発信する最前線の現場にいたからね。
ぶっちゃけ何からやろう・・
実際に何か始めた方がいいんだろうなという気持ちはあったものの、何から始めたらいいのかわからない状態が3ヶ月くらい・・
そんな時に大学の先輩がビジネスをやっていたということを知り、サポートの意味も込めて自分でもビジネススタート。
もともと学生時代からフリーランスや起業に憧れを持っていた。(詳しくはまた)
そんな憧れとは程遠い会社という枠組みの中で生きてきた自分にとって、
自分でビジネスをやるという話が来た。
正直ワクワクした!
ただ自由に憧れをもって、自分らしい生き方ができるのであれば・・
と、ビジネスを始める本当に最初の理由はすごくシンプルなものだった。
社会貢献をしたい!とか、自分で会社を作って稼ぎたい!という人が多いのかなと思う反面、あんまり自分はそこにフォーカスはしていなかったなぁ。
でも、結局うまくいくことはなく月日は流れ社会人3年目の冬に、
自分の人生を大きく変えることになる転機が訪れる。
人生を変えるメンターとの出会い
それが、僕の師匠となる人との出会いだった。
その人から教わることになった時に最初から言われているのは
「お客さんのことを考えろ」
今までできていたつもりで全然できていなかった。
すぐに自分が話したいことを話しちゃうし、結果を出したい、お金を稼ぎたいって気持ちが強く前面に出すぎていてそれが伝わってしまったんだろう。
いやはや恥ずかしい話。
そんなこともあって、
しっかりとお客さんのことを考えていていこうと思った時に飛び込んできたのが
人は理屈じゃなくて感情で物を買う
という言葉。
自分はもともと営業職をしていて、その時からかなり理屈や理論で話を進める傾向があったのでこのことを知った時にかなりの衝撃が体中を駆け巡った。
「感情で物を買う・・ってどゆこと?」
頭の上にはてなマークの嵐。
そんな時にオススメされた本があった

あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむ
- 作者: 神田昌典
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 1999/12/14
- メディア: 単行本
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とにかく読んで見て衝撃!
なるほど、今まで自分が結果が出なかったのはこういうことだったのか・・
と腑に落ちた。
確かに自分の行動を振り返って見ても、まず先に感情がくるなと。
・買いたい!と思うから物を買う
・帰りたい!と思うから家路につく
・もっとモテるようになりたい!と思うから自分磨きをする
・お金を稼ぎたい!と思うからビジネスを始める
何事も感情が動いてから実際の行動に移すんだよね。
人の感情にフォーカスしたこの本は、僕のビジネス人生のバイブルになった。
この本を読んでから、今までの物の見方や考え方が少しずつ変わってきた。
実際に本を買ってから大体3年くらい経つけど、今だに何度も読み直してます。
何か自分で事業やビジネスをやっていう人は、
ぜひ一度読んでみて欲しい。